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2021年7月30日・マイナビニュース

ロシアの宙飛ぶ研究室「ナウーカ」、ISSへ結合 – 四半世紀に渡る苦闘の軌跡

 地球の上空高度約400kmを回る国際宇宙ステーション(ISS)。米国やロシア、欧州、日本、カナダが共同で造り上げた、宇宙に浮かぶ巨大な有人実験施設である。

 2021年7月29日、そのISSに、ロシアの新しいモジュールが結合された。その名は「ナウーカ(科学)」。「宙飛ぶ研究室」の異名を取り、科学的な実験を行うモジュールとして活用される。

 ナウーカの開発が始まったのは1990年代のこと。それから宇宙へ飛び立つまでには、幾多のトラブルや困難に見舞われた。その苦闘の歴史を振り返る。

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2021年7月27日・マイナビニュース

金星探査機「あかつき」の観測から金星の夜間の大気循環を解明 – 東大など

 東京大学(東大)や立教大学、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの研究グループは2021年7月21日、金星探査機「あかつき」が取得した赤外線画像の解析から、金星の夜間の大気循環のメカニズムについて解明することに成功したと発表した。

 金星が夜の間、雲頂にどのような流れのパターンが生じるのかは、40年来の謎だった。今回の研究で、夜間には昼間とは逆方向の南北風が生じることが判明。スーパーローテーションと呼ばれる高速大気循環のメカニズムや平均的な南北循環の理解が得られたとしている。

 論文は同日付け発行の論文誌『Nature』に掲載された。

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2021年7月24日・マイナビニュース

ブルー・オリジン、初の有人宇宙飛行に成功 – 宇宙旅行の実現まであと一歩

 米国の宇宙企業ブルー・オリジンは2021年7月20日、宇宙船「ニュー・シェパード」による初の有人宇宙飛行に成功した。

 飛行には、同社創業者で、Amazonの創業者でもあるジェフ・ベゾス氏のほか、ベゾス氏の弟など4人が参加。宇宙飛行の史上最高齢と最年少の記録も更新した。

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2021年7月22日・テレビ出演

フジテレビ「ライブニュースイット」に出演

 フジテレビ「ライブニュースイット」に出演しました。


2021年7月20日・マイナビニュース

こんな名前だけど威厳は十分 – スペースXの新しいロケット回収船が就役

 宇宙企業スペースXを率いるイーロン・マスク氏は2021年7月10日、新しいロケット回収船「ア・ショートフォール・オヴ・グラヴィタス」号を就役させたと発表した。

 打ち上げたロケットを着陸させ、回収するために使う船で、これが3隻目となる。今後、ロケットの打ち上げ頻度が増加するのに合わせて投入されたもので、大西洋を拠点に運用を行い、高頻度のロケット打ち上げに対応する。

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2021年7月16日・マイナビニュース

「宇宙から見る地球は想像を絶する」、ヴァージンのブランソン氏が宇宙飛行

 米国の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックは2021年7月11日、開発中の宇宙船「スペースシップツー」による宇宙飛行試験を実施した。

 創業者のリチャード・ブランソン氏も搭乗し、飛行前の訓練から宇宙飛行まで自ら体験。商業運航に向け、安全性や快適性をアピールした。

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2021年7月16日・マイナビニュース

欧露共同開発の火星探査車、パラシュート試験に成功 – 2022年の打上げに光明

 欧州宇宙機関(ESA)とロシア国営宇宙企業ロスコスモスは2021年7月2日、2022年の打ち上げを目指して開発中の火星探査車「エクソマーズ2022」の、パラシュートの高高度降下試験を実施した。

 パラシュートの開発はこれまで難航していたが、予定どおりの減速を達成し、試験は成功。来年の打ち上げに向け光が差した。

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2021年7月16日・週刊エコノミスト

週刊エコノミスト 7月27日・8月3日合併号

『週刊エコノミスト 7月27日・8月3日合併号』(7月19日発売、毎日新聞出版)に、ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行に関する記事を書きました。

 同社の宇宙旅行の概要や、サブオービタル宇宙旅行の今後の展望などについて簡単に解説しています。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。

週刊エコノミスト Online


2021年7月9日・マイナビニュース

国際宇宙ステーションに新しい太陽電池を設置、半分の大きさで2倍の発電力

 国際宇宙ステーション(ISS)に新しい太陽電池を設置する作業が、2021年6月16日から28日にかけて行われた。

 従来の太陽電池が老朽化したためで、新型の太陽電池は半分の大きさで2倍の電力を生成できる。2人の宇宙飛行士の船外活動によって、最初の2基の設置が完了。今後2年の間に、さらに4基を設置する。

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2021年7月9日・軍事研究

月刊『軍事研究』2021年8月号

 月刊『軍事研究』2021年8月号(7月9日発売、ジャパン・ミリタリー・レビュー)から、「最新世界の次世代ロケット」という連載が始まりました。世界の新型ロケットについて、隔月で解説していきます。

 第1回ではロケットのそもそもの話、ロケットの種類や分類、そして次世代機のトレンド傾向などについて書きました。次回(10月号)以降、国別に新型ロケットについてみていきます。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。