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2021年5月24日・マイナビニュース

NASAの探査機「オサイリス・レックス」が小惑星から出帆、地球への帰路に

 米国航空宇宙局(NASA)は2021年5月11日、小惑星探査機「オサイリス・レックス」が、探査していた小惑星ベンヌを離れ、地球への帰路についたと発表した。

 オサイリス・レックスは2018年にベンヌに到着。昨年10月には地表に着地し、サンプル(石や砂などの試料)の採取にも成功した。探査機はこのサンプルを携え、2023年9月23日の地球帰還を目指した新たな旅に挑む。

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2021年5月21日・マイナビニュース

“10回飛んだロケット” スペースXの再使用ロケット「ファルコン9」の挑戦

 米宇宙企業スペースXは2021年5月9日、大型再使用ロケット「ファルコン9」の打ち上げに成功した。

 同機に使われた第1段機体(ブースター)は、昨年3月に初めて打ち上げに使われたもので、その後も飛行を重ね、今回が10回目の打ち上げ。ブースターの飛行回数が2桁の大台に乗ったのはこれが初で、同社が目指す再使用ロケットによる宇宙輸送の革命に向けた大きな一歩となった。

 そして同社はまた、「打ち上げコスト100分の1」を目指した挑戦も続けている。

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2021年5月18日・マイナビニュース

中国の探査車「祝融号」が火星着陸に成功、最先端で独創的な技術を搭載

 中国国家航天局は2021年5月15日、火星探査車「祝融号」が、火星地表への着陸に成功したと発表した。

 火星への着陸を成し遂げたのは、ソビエト連邦(ソ連)、米国に続いて3番目。また探査車の着陸成功は米国に続く2番目の快挙となった。

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2021年5月17日・マイナビニュース

ベゾス氏の米宇宙企業ブルー・オリジン、7月20日に有人宇宙飛行を実施へ

 米宇宙企業ブルー・オリジンは2021年5月5日、開発中の宇宙船「ニュー・シェパード」の初の有人宇宙飛行を、7月20日に実施すると発表した。

 宇宙船には同社の乗員が搭乗するほか、座席のうちひとつをオークションにかけ、広く一般からも搭乗者を募る。

 実現すれば、サブオービタル宇宙飛行としては初の乗客を乗せた飛行となる。

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2021年5月13日・マイナビニュース

中国のロケットの残骸、アラビア半島上空で再突入 – 落下の被害報告なし

 中国の「長征五号B」ロケットの残骸が大気圏に再突入し、地表に落下するおそれが指摘されていた問題で、動向を監視していた米国宇宙軍は2021年5月9日、「11時15分ごろ(日本時間)、アラビア半島上空で大気圏に再突入した」と発表した。

 中国やロシア、欧州の当局も、ほぼ同じ時刻、位置で再突入したと発表している。

 機体の大部分は再突入時の熱で燃え尽きたとみられ、燃え残った破片があったとしても、モルディブの北のインド洋上に落下したとみられる。現時点で、島や船などからの被害は報告されていない。

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2021年5月12日・週刊エコノミスト

週刊エコノミスト5月18日号

『週刊エコノミスト』5月18日号(5月10日発売)に、「日本のH3ロケット大詰め 打ち上げコスト半減目標でも世界のトレンドは「再使用」」という記事を寄稿しました。

 H3ロケットの概要や目的、他国のロケットとの比較やトレンドなどについて解説しました。


2021年5月8日・マイナビニュース

中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと

 中国が打ち上げた大型ロケット「長征五号B」の機体の一部が、2021年5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しだ。

 同様の事態は昨年5月にも起き、このときは燃え残った破片が、西アフリカのコートジボワールに落下したとみられている。今回もまた、破片が地表に落下する可能性がある。

 人などに当たる可能性はきわめて低く、決してパニックになる必要はない。しかしこの問題は、今後を見据えて、中国、そして世界が考えなくてはならない課題を、私たちに突きつけている。

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2021年5月7日・マイナビニュース

スペースXの巨大宇宙船「スターシップSN15」の飛行試験は計画通り成功!

 米宇宙企業スペースXは2021年5月5日(現地時間)、巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN15」の高高度飛行試験に成功した。

 これまでの試験では爆発が相次いでいたが、今回の飛行はすべて順調で、イーロン・マスク氏も「計画どおり!」と太鼓判。今年中に予定されている地球低軌道への試験飛行に向け、大きな前進を果たした。

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2021年5月6日・マイナビニュース

マイケル・コリンズ元宇宙飛行士が死去、「史上最も孤独な男」の生涯と逸話

 米国航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士、マイケル・コリンズ氏が、2021年4月28日(現地時間)に亡くなった。90歳だった。

 コリンズ氏は「ジェミニ10」や「アポロ11」に搭乗し宇宙を飛行。アポロ11では、月を回る司令船にとどまり支援に従事し、アームストロング氏とオルドリン氏のように月に降り立つことはできなかった。そのため「歴史上最も孤独な男」とも呼ばれた。

 はたして彼の生涯とはどのようなものだったのか、そして月に降り立てなかったことをどう思っていたのだろうか。

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2021年5月5日・マイナビニュース

野口聡一宇宙飛行士らが地球に帰還、半年間の宇宙滞在ミッションを振り返る

 日本の野口聡一宇宙飛行士ら4人を乗せた、米宇宙企業スペースXの宇宙船「クルー・ドラゴン」運用1号機(Crew-1)が、2021年5月2日、地球への帰還に成功した。

 野口氏ら搭乗していた4人の健康状態は正常だという。4人は昨年10月から国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在し、さまざまな実験や研究、ISSのメンテナンス活動に従事した。

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