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鳥嶋真也のWebサイトです


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2024年6月10日・軍事研究

月刊『軍事研究』2024年7月号

 月刊『軍事研究』2024年7月号(6月10日発売、ジャパン・ミリタリー・レビュー)に、「打ち上げ成功!次世代基幹ロケット『H3』」という記事を寄稿しました。

 開発から打ち上げ成功までの経緯とともに技術的な特長と今後の展望を解説しています。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。


2024年5月30日・マイナビニュース

火星ヘリコプター「インジェニュイティ」の冒険は続く – その最後の任務と未来

 火星の空を舞い、地球以外の惑星で初めて飛んだ航空機となった小型ヘリコプター「インジェニュイティ(Ingenuity)」。2021年4月から今年1月まで、当初の計画を大きく超える、通算72回の飛行を行い、累計で17kmも移動するなど、歴史的な成果を残した。

 この活躍により、火星探査においてヘリコプターが活用できることが実証された。そして、将来的により本格的な火星ヘリコプターを送り込み、これまでにない探査活動を行うことができる可能性も出てきた。

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2024年4月23日・マイナビニュース

巨大宇宙船「スターシップ」がさらに進化! イーロン・マスクが明かしたその姿

 米宇宙企業スペースXを率いるイーロン・マスク氏は2024年4月7日、開発中の宇宙船「スターシップ」について講演し、今後の飛行試験や、発展型の開発計画について明らかにした。

 早ければ5月にも4度目の飛行試験を行うとしたほか、その次の試験では発射台への着陸も目指すという。さらに、打ち上げ能力を高めた新型のスターシップを開発するとも語られた。

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2024年4月17日・Telescope Magazine

日本初の月面着陸に成功した「小型月着陸実証機(SLIM)」が乗り越えた苦難と大きな成果

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に、「小型月着陸実証機(SLIM)」の記事を書きました。

 SLIMの目的や特徴、月面着陸や月面の運用での出来事、得られた成果などについて解説しました。


2024年4月16日・マイナビニュース

H3ロケット3号機は「もう試験機ではない」 – 打ち上げに向けた計画が明らかに

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は2024年3月21日、三菱重工の飛島工場で、H3ロケットのコア機体を報道関係者に公開した。

 このうち第1段は、次に打ち上げる3号機で使用される機体となる。3号機は初めて“試験機”がつかない打ち上げとなる。その一方で、打ち上げ前には、発射台に新たに取り付けた「機体把持装置」の試験が行われる。

 試験機1号機の打ち上げ失敗、試験機2号機でのリベンジを経て、ついに宇宙の海へと漕ぎ出したH3が、次に挑む3号機のミッションとはどのようなものだろうか。

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2024年4月8日・Telescope Magazine

小惑星探査がひらく可能性 ─ 生命誕生から宇宙資源、地球防衛まで

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に、小惑星に関する記事を寄稿しました。

 太陽系の成り立ちや生命誕生の謎の解明、水や金属などの資源探索と開発、地球への衝突からの防衛という、昨今話題の3つのテーマについて解説しました。


2024年4月4日・マイナビニュース

スペースXの巨大宇宙船「スターシップ」が飛行試験、火星に向けさらに前進

 米宇宙企業スペースXは2024年3月14日、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の3度目の飛行試験を実施した。

 今回も宇宙からの帰還までは果たせなかったものの、初めて地球を回る軌道の一歩手前まで到達し、さらに宇宙空間でいくつかの技術実証にも挑んだ。

 まだ課題は多いものの、同社が目指す月、そして火星への飛行に向け、また一歩前進した。そして早くも、次の飛行試験の準備が進んでいる。

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2024年3月17日・テレビ出演

TBSテレビ系列『サンデーモーニング』に出演

 3月17日(日)8:00~放送の、TBSテレビ系列『サンデーモーニング』に出演します。

 先日のスペースワンのカイロスロケットの打ち上げや、スペースXのスターシップの飛行試験の話を中心に、宇宙ビジネスについて解説します。

 ぜひご覧いただけますと幸いです。


2024年3月15日・マイナビニュース

インド、「ガガンヤーン」宇宙船に乗る宇宙飛行士を発表 – 2025年にも宇宙へ

 インド宇宙研究機関(ISRO)は2024年2月27日、有人宇宙飛行ミッション「ガガンヤーン(Gaganyaan)」で飛行する、最初の4人の宇宙飛行士を発表した。

 選ばれたのはいずれもインド空軍のパイロットで、早ければ2025年にも、このうち1~2人がガガンヤーン宇宙船に乗って飛行する予定となっている。

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2024年3月8日・Telescope Magazine

未来のロケットエンジンは、宇宙の彼方へ到達できるか?

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『TELESCOPE magazine』に記事を寄稿しました。

 宇宙ロケットの原理が生み出されてから100年あまり、その発展はとどまることを知りません。

 現在研究・開発が進んでいる、ちょっと未来のロケットエンジンについて解説しました。