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鳥嶋真也のWebサイトです


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2023年7月20日・テレビ出演

7月21日 テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト』

 7月21日(金)23時00分から放送の、テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト』に、トヨタと三菱重工業の月面車開発についてコメント提供しました。


2023年7月18日・マイナビニュース

プロメテウスの火、点火! 欧州の再使用ロケットエンジンが初の燃焼試験を実施

 欧州宇宙機関(ESA)とアリアングループは2023年6月23日、再使用可能なロケットエンジンの実証エンジン「プロメテウス」の初の燃焼試験に成功したと発表した。

 今後も試験を重ね、再使用ロケット実証機「テミス」に装着して試験飛行を行ったのち、将来的には大型の再使用ロケットの実用化を目指す。

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2023年7月14日・テレビ出演

7月14日 テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト』出演

 7月14日(金)23時00分から放送の、テレビ東京系列『ワールドビジネスサテライト』に出演します。

 イプシロンSロケットについて、主に国の政策やビジネスへの影響などの観点から解説します。

 どうぞよろしくお願いいたします。


2023年7月12日・マイナビニュース

ダークマターとダークエネルギーの謎に挑め! 宇宙望遠鏡「ユークリッド」の挑戦

「この宇宙で最も多い元素は?」と問われたとき、多くの人は「水兵リーベ……」という歌とともに、「水素」と習ったことを思い出すかもしれない。たしかに水素はこの宇宙に最も多く存在する元素である。

 しかし、これを「この宇宙で最も多い”物質”は?」という問いすると、答えが大きく変わってしまう。この宇宙では、私たちの目に見える物質、つまり元素はわずか5%程度に過ぎず、残りは「ダークマター」と「ダークエネルギー」と呼ばれる正体不明のものが占めていると考えられている。

 この2つは、この宇宙の構造の形成と、加速膨張の鍵を握っていることは間違いなく、また存在することを示す証拠はあるものの、まだ誰も実際に確かめたことはなく、その正体の解明は、物理学と天文学における大きな挑戦となっている。

 この謎だらけのダークマターやダークエネルギーの性質を明らかにするため、2023年7月2日、欧州宇宙機関(ESA)が開発した宇宙望遠鏡「ユークリッド」が打ち上げられた。

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2023年7月5日・ラジオ出演

7月6日(木)JFN『レコレール』に出演

 7月6日(木)13:30~15:55放送の、JFN『レコレール』に出演します。

 出演時間は15:20頃~15:35頃です。

 宇宙旅行や宇宙ビジネスなどについてお話しします。

 どうぞよろしくお願いいたします。


2023年7月3日・マイナビニュース

ヴァージンの宇宙船「スペースシップツー」が運航開始 – 初の商業飛行に成功

 米宇宙企業のヴァージン・ギャラクティックは2023年6月30日、サブオービタル宇宙船「スペースシップツー」による、初の商業宇宙飛行に成功した。

 これまでは自社資金による試験飛行を繰り返してきたが、今回初めて、イタリア空軍が顧客となり、運賃の支払いを受けて行われた飛行となった。

 8月には一般の旅行者を乗せた飛行も予定しており、今後は毎月1回の飛行を予定するなど、宇宙飛行ビジネスを本格化させるとしている。

 サブオービタル飛行をめぐっては、すでにAmazon創業者ジェフ・ベゾス氏のブルー・オリジンも参入しており、いよいよこの分野における競争が本格化することになる。

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2023年6月19日・マイナビニュース

精度100mの月面着陸を目指せ! JAXAの月探査機「SLIM」の技術にシビれた!

 アポロ計画に代表されるように、これまで人類は、月にさまざまな探査機を送り込んできた。そしていま、有人月探査計画「アルテミス」をはじめ、月探査がふたたび活発になろうとしている。

 こうした中、月の科学者は嬉しくも悩ましい課題に直面している。これまでの探査で、月面の詳細な地図ができ、「どこを調べれば科学的におもしろいのか」が詳しくわかるようになった一方で、その場所を狙って正確に着陸する術がなかったのである。

 この課題を解決するため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」を開発した。SLIMが目指すのは、精度100mという、従来とは桁違いの高い精度での着陸技術の実証である。さらに将来の月・惑星探査を見据え、着陸に必要な装置の軽量化も実現した。

 打ち上げは2023年8月以降の予定で、それに先立つ6月4日、その機体が種子島宇宙センターで報道公開された。名前のとおりスリムな機体に秘められた、数々の最先端技術と未来の可能性をみていこう。

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2023年6月13日・マイナビニュース

宇宙船「スペースシップツー」、宇宙飛行を再開 – 6月下旬から商業運航へ

 米国の宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2023年5月26日、サブオービタル宇宙船「スペースシップツー」の2号機「VSSユニティ」による、約2年ぶりとなる宇宙への飛行試験に成功した。

 VSSユニティと発射に使う母機「VMSイヴ」は、2021年7月に飛行試験を行ったのち、問題が見つかり、改修が行われていた。

 今回の成功を受け、同社では6月下旬にも、初の商業飛行を行い、運航を開始するとしている。

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2023年6月12日・マイナビニュース

破産した「ヴァージン・オービット」の資産、米宇宙ベンチャー3社が落札へ

 今年4月に破産した、米国の宇宙企業「ヴァージン・オービット」について、米国の宇宙ベンチャー3社に資産が売却されることがわかった。5月29日までに連邦破産裁判所が公開した文書などにより明らかになった。

 ヴァージン・オービットは連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請し、オークションを通じて資産の売却手続きを進めていた。

 落札したのは、超小型ロケットを運用する「ロケット・ラボ」、巨大航空機と極超音速試験機を運用する「ストラトローンチ」、宇宙ステーションやロケットエンジンなどを開発している「ヴァースト(Vast Space)」の3社で、ヴァージン・オービットが保有していた航空機や施設、設備などを切り分ける形で取得されることになった。

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2023年6月9日・マイナビニュース

韓国、「ヌリ号」ロケット3号機の打ち上げに成功 – 初の実用衛星を搭載

 韓国航空宇宙研究院(KARI)は2023年5月25日、国産ロケット「ヌリ号」3号機の打ち上げに成功した。

 ヌリ号は昨年、2号機で初の打ち上げ成功を収め、今回は初の実用衛星を搭載しての打ち上げだった。また、将来の運用の移管を見据え、打ち上げの準備段階から、民間企業のハンファ・エアロスペースが主体的に参加した。

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