2000万ドルの小さなミッションで宇宙の大きな謎に迫る、NASAの新計画が始動
米国航空宇宙局(NASA)は2021年1月8日、小規模なミッションで宇宙を探索することを目指した新しい計画「パイオニアーズ(Pioneers)」について、4つの宇宙物理学ミッションのコンセプトを選択したと発表した。
選ばれたのは、銀河の進化や太陽系外惑星、中性子星の合体、超高エネルギー・ニュートリノなどを観測、研究するミッション。
それぞれに与えられる予算はわずか2000万ドルで、少ない予算の中、小型衛星や気球、既存の技術や部品などを駆使し、宇宙にまつわる大きな謎に迫る。
ひとつ古い記事 米国でアポロ計画の史跡を守る法律が制定、大きな一歩を守る小さな一歩に
ひとつ新しい記事 日本が月周回有人拠点「ゲートウェイ」計画に参加、開発や月面着陸が実現へ