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「マイナビニュース」カテゴリーの記事一覧

 国立天文台などの国際研究チームは2021年2月20日、太陽観測ロケット「CLASP2」実験と太陽観測衛星「ひので」の観測から、太陽表面からコロナ直下に至る磁場構造を、世界で初めて明らかにすることに成功したと発表した。

 太陽は表面よりも、その上層にある彩層、さらにその上層に広がるコロナのほうが温度がはるかに高いことが知られているが、その仕組みはわかっていない。これは「彩層・コロナ加熱問題」と呼ばれ、太陽物理学最大の謎とされる。

 研究チームでは、今回の成果によってその解明に一歩近づくとともに、より進んだ観測などにより、今後も太陽大気の加熱の謎に挑み続けるとしている。

 この研究成果は、19日付けで米国の科学雑誌『Science Advances』に掲載された。

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 米国航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーサヴィアランス」が、2021年2月18日(日本時間19日)、火星の「イェゼロ・クレーター」への着陸に成功した。

 イェゼロ・クレーターはかつて水をたくわえた湖だったと考えられており、生命の痕跡が眠っているとみられている。

 パーサヴィアランスはこれから約2年以上にわたって火星を走り回り、過去にいたかもしれない生命の痕跡を探すほか、ヘリコプターの飛行や、将来のミッションで火星の岩石を地球に持ち帰るための準備など、火星の過去と未来を股にかけた、数々の史上初のミッションに挑む。

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 地球のような太陽系外惑星を探索している「ブレイクスルー・ウォッチ」の研究チームは2021年2月10日、太陽系に最も近い恒星のひとつ「ケンタウルス座α星A」に系外惑星が存在する可能性があると発表した。

 この系外惑星は地球の6~7倍ほどの大きさをもち、また水が液体の状態で存在できる「ハビタブル・ゾーン」内にある可能性もあるという。今後の検証で系外惑星であることが確認されれば、将来の探査目標になるかもしれない。

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 欧州宇宙機関(ESA)などは2021年2月11日、欧州とロシアが共同で運用している火星探査機「トレース・ガス・オービター」の観測データから、火星の大気に「塩化水素」を発見したと発表した。塩化水素が見つかったのは初めてで、火星でこれまでに知られていない化学サイクルが起こっていることを示しているという。

 また、火星から水が失われた謎についても新たな発見があった。

 これらの成果についてまとめられた2本の論文は、2月10日付け発行の『Science Advances』誌に掲載された。

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 中国国家航天局は2021年2月10日、昨年7月に打ち上げた火星探査機「天問一号」が、火星を回る軌道への投入に成功したと発表した。

 天問一号は周回機、着陸機、探査車からなる大型の探査機で、周回機によって火星全体の探査を行うほか、5月には火星の地表に着陸し、探査車による探査にも挑む。

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 米国航空宇宙局(NASA)は2021年2月10日、月周回有人拠点「ゲートウェイ」の最初のモジュールの打ち上げについて、スペースXの超大型ロケット「ファルコン・ヘヴィ」を選定したと発表した。

 打ち上げられるのは、電力や推進、通信などを司る「PPE」と、宇宙飛行士の居住や物資の保管場所となる「HALO」の、ゲートウェイの基礎となる2つのモジュール。打ち上げは2024年の予定で、2つを結合した状態で打ち上げる。

 ゲートウェイは、有人月探査や将来の有人火星探査を目指して開発される、月を回る有人宇宙ステーションで、このモジュールの打ち上げにより人類はその第一歩を踏み出すことになる。

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 2020年7月に日本から打ち上げられた、アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「ホープ」が、2021年2月9日(日本時間10日)、火星周回軌道への投入に成功した。

 火星周回軌道への到達に成功したのは、米国、ソビエト連邦(ロシア)、欧州、インドに次いで4番目で、中東・アラブ諸国では初の偉業となる。さらに月探査や、2117年までに火星に都市を建設する計画も進める。

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 米宇宙企業スペースXは2021年2月3日(日本時間)、開発中の巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN9」の高高度飛行試験を実施した。

 SN9は打ち上げ後、計画どおり高度約10kmに到達。着陸には失敗したが、スペースXの担当者は「素晴らしい飛行だった」と讃えた。

 スターシップの試作機の飛行試験は、昨年末の「SN8」に続き2回目。さらにSN10など、新しい機体による次の試験の準備も進んでいる。

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 米宇宙企業スペースXは2021年2月1日、「クルー・ドラゴン」宇宙船による、民間人4人のみでの宇宙飛行ミッションを実施すると発表した。

 ミッション名は「インスピレーション4」。搭乗するのは、実業家・起業家のジャレッド・アイザックマン氏ら4人で、同氏が全費用を支払い、他の3人についてはアイザックマン氏が招待する。

 打ち上げは今年の第4四半期以降の予定。宇宙機関などの宇宙飛行士の資格を持たない民間人のみでの宇宙飛行は史上初となる。

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2021年1月28日、深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」のシステム開発を担当する企業について、NECを選定したと発表した。

 DESTINY+は2024年度に打ち上げ予定の小型探査機で、ふたご座流星群の母天体である小惑星「ファエトン」の探査などを行うとともに、小型探査機による深宇宙探査を可能にするための技術実証を行うことを目指している。

 NECはDESTINY+の全体システム、サブシステムの設計や製造・組み立て・試験を行うほか、とくに重要な搭載機器であるイオン・エンジンや薄膜軽量太陽電池パドルの開発も担当する。

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