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「仕事情報」カテゴリーの記事一覧

H3ロケットのコア機体(筆者撮影)

「構想から9年、ついに形になった。いよいよこれから種子島で、技術と自分たち自身、2つの敵に対して勝負に挑む」――たたずむ機体を背に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でH3ロケットのプロジェクト・マネージャーを務める岡田匡史氏はこう意気込んだ。

 JAXAと三菱重工業(MHI)は2021年1月23日、三菱重工の飛島工場(愛知県飛島村)で、開発中の新型国産ロケット「H3」試験機1号機のコア機体を公開した。

 機体はこのあと、1月26日に種子島宇宙センターへ向けて出荷。組み立てやさまざまな試験を経て、2021年度中の打ち上げに挑む。

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 米国の宇宙企業ヴァージン・オービットは2021年1月18日、空中発射型の小型ロケット「ローンチャーワン」による衛星の打ち上げに初めて成功した。

 これまで小型・超小型衛星の打ち上げは、米国のロケット・ラボがほぼ独占していたが、ヴァージン・オービットの参入でいよいよ市場競争が始まることになる。

 空中発射ロケットは、地上から打ち上げるロケットと比べ、長所もあれば短所もあり、これまでは短所のほうが大きく、商業的な成功を収めた例はない。はたしてローンチャーワンは、その苦い歴史に終止符を打てるのだろうか。

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 米国航空宇宙局(NASA)は2021年1月17日(日本時間)、有人月探査計画「アルテミス」で使う巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」のエンジン燃焼試験を実施した。

 試験はミシシッピ州にあるNASAジョン・C・ステニス宇宙センターで行われた。燃焼時間は約8分間の予定だったが、約1分でエンジンが停止。今年末に予定されている初飛行や、2024年の有人月着陸の実現に黄色信号が灯った。

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 米国の大手宇宙メーカーのエアロジェット・ロケットダインは2021年1月12日、新型ロケットエンジン「AR1」の1号機の組み立てを完了したと発表した。

 AR1は、米国にとって初となる液体酸素とケロシンを推進剤とする二段燃焼サイクルのエンジンで、米国の主力ロケットに使われているロシア製エンジンを代替するために開発された。広告

 しかし、別のエンジンに契約を奪われるなどし、現在AR1の使い道はなく、その将来は不透明である。

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 米国航空宇宙局(NASA)とボーイングは2021年1月12日、国際宇宙ステーション(ISS)に新しい太陽電池アレイを追加すると発表した。

 現在設置されている太陽電池が劣化し、発電量が低下しつつあるためで、今後のISSの運用継続や、研究活動の強化、そして民間移管による商業化を見据え、発電量を強化する。

 今年から補給船で3回に分けて輸送し、船外活動によって設置される計画となっている。

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 米国航空宇宙局(NASA)と日本政府は2021年1月13日、月周回有人拠点「ゲートウェイ」に関して協力することを定めた了解覚書を締結し、発効したと発表した。

 ゲートウェイは、NASAを中心とした国際共同で建設される月を回る宇宙ステーションで、将来の有人月・火星探査の拠点となる。この了解覚書に基づき、日本は宇宙飛行士が生活や作業、研究する部屋となる「I-HAB」の開発などを担当。NASAは日本人宇宙飛行士のゲートウェイへの飛行を提供する。

 これにより、日本人宇宙飛行士が月や火星の大地を踏みしめる可能性が見えてきた。

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 米国航空宇宙局(NASA)は2021年1月8日、小規模なミッションで宇宙を探索することを目指した新しい計画「パイオニアーズ(Pioneers)」について、4つの宇宙物理学ミッションのコンセプトを選択したと発表した。

 選ばれたのは、銀河の進化や太陽系外惑星、中性子星の合体、超高エネルギー・ニュートリノなどを観測、研究するミッション。

 それぞれに与えられる予算はわずか2000万ドルで、少ない予算の中、小型衛星や気球、既存の技術や部品などを駆使し、宇宙にまつわる大きな謎に迫る。

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 米国で2020年12月31日、アポロ計画で人類が月面に降り立った遺産、遺構などを保存することを定めた、「ワン・スモール・ステップ・トゥ・プロテクト・ヒューマン・ヘリテージ・イン・スペース」法が制定された。

 月面にはいまもアポロ計画で使われた宇宙船の一部や観測機器、そして宇宙飛行士の足跡などが残っている一方、米国航空宇宙局(NASA)や民間企業などが、新たに有人月探査を行う計画を進めている。この法律は、そうした新たな月での活動から、人類が月に刻み込んだ史跡を守ることを目的としている。

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 米国航空宇宙局(NASA)・ジェット推進研究所(JPL)は2021年1月5日、開発中の宇宙望遠鏡「SPHEREx」について、本格的な設計、製造段階に入ったと発表した。

 打ち上げは2024年6月以降の予定で、近赤外光を使って全天を観測し、宇宙が誕生した直後の急速な膨張の謎や、銀河形成の謎、生まれたばかりの惑星系に水や有機分子がどのように含まれているのか、そして生命はどのようにして誕生したのかなどについて解明することを目指す。

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 月刊『軍事研究』2021年2月号(1月9日発売、ジャパン・ミリタリー・レビュー)に、「遂に完成!中国版GPS『北斗』」という記事を寄稿しました。

 昨年6月に完成した、中国独自の全地球衛星測位システム「北斗」をテーマに、衛星測位システムそのものの概要から、北斗の概要と目的、中国の狙い、展望、そして日本の衛星測位システム「みちびき」が取るべき対抗策などについて書きました。

 ぜひお手に取ってご覧いただけますと幸いです。