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「Web」カテゴリーの記事一覧

2022年11月7日・マイナビニュース

今度こそ月へ! NASAの巨大月ロケット「SLS」が射点へ、打ち上げ準備進む

 米国航空宇宙局(NASA)は2022年11月4日、有人月探査の試験ミッション「アルテミスI」の打ち上げに向け、巨大月ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」を発射台へと移動させた。

 当初、打ち上げはこの夏に予定されていたが、トラブルやハリケーンの影響などにより延期。現時点で新しい打ち上げ日時は、日本時間11月14日14時7分(米東部標準時同日0時7分)に設定されている。

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2022年11月7日・マイナビニュース

スペースX、超大型ロケット「ファルコン・ヘヴィ」で米宇宙軍の衛星を打上げ

 米宇宙企業スペースXは2022年11月1日、超大型ロケット「ファルコン・ヘヴィ」の打ち上げに成功した。米国宇宙軍の軍事衛星を静止軌道に直接投入した。

 ファルコン・ヘヴィは現在世界で最も打ち上げ能力の大きなロケットで、打ち上げは約3年ぶり。

 今後、大型の軍事衛星や小惑星探査機、月周回有人拠点「ゲートウェイ」のモジュールなど、数々の重要な打ち上げミッションが控える。

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2022年11月4日・マイナビニュース

「中国宇宙ステーション」完成へ – 人類の新たな前哨基地、その期待と懸念

 中国有人宇宙飛行工程弁公室は2022年10月31日、中国宇宙ステーション(CSS)の科学実験モジュール「夢天」の打ち上げに成功した。

 夢天はその後、CSSのコア・モジュールとのドッキングに成功。昨年4月から始まったCSSの建設は、ひとまずの完成を迎えることとなった。

 今後、宇宙飛行士の滞在をはじめ、さまざまな宇宙実験の実施、さらには宇宙望遠鏡モジュールの打ち上げなども計画されており、米国やロシア、欧州、日本などが運用する国際宇宙ステーション(ISS)と並ぶ、人類の宇宙の橋頭堡として活躍が期待される。

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2022年10月27日・Telescope Magazine

東京エレクトロン「Telescope Magazine」いつか私たちは火星人に。NASAとイーロン・マスクが挑む有人火星探査の最前線

 東京エレクトロンさまのWebマガジン『Telescope Magazine』に、「いつか私たちは火星人に。NASAとイーロン・マスクが挑む有人火星探査の最前線」を寄稿しました。

 NASAのアルテミス計画やスペースXの火星移住計画など、有人火星探査の現状について解説しました。


2022年9月15日・マイナビニュース

米ブルー・オリジンの宇宙船、無人飛行で打ち上げ失敗 – 脱出装置で無事回収

 米国の宇宙企業ブルー・オリジンは2022年9月12日、「ニュー・シェパード」宇宙船の打ち上げに失敗した。

 実験装置を積んだ無人での飛行だったため、けが人は出ていない。また、脱出装置が機能したことから、カプセルと中の実験装置は無事に回収されている。

 運用段階に入ってからの打ち上げ失敗は初めて。原因は調査中としている。当面の飛行停止は避けられず、今後の同社による宇宙旅行ビジネスに影響を及ぼす可能性がある。

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2022年9月8日・マイナビニュース

有人月探査の試験ミッション「アルテミスI」打ち上げ延期、その理由と今後

 米国航空宇宙局(NASA)は2022年9月4日、有人月探査計画「アルテミス」の第一歩となる「アルテミスI」ミッションの打ち上げを延期すると発表した。ロケットに燃料の液体水素を充填している際に漏れが発生し、解決できなかったためだという。

 打ち上げチームは修理に向けた準備を進めている。新しい打ち上げ日は未定だが、10月まで延期される可能性もある。

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2022年8月22日・マイナビニュース

スカパーJSAT、スペースXの巨大ロケット「スターシップ」で衛星打ち上げへ

 日本の衛星通信大手、スカパーJSATは2022年8月18日、通信衛星「スーパーバード9」の打ち上げについて、米宇宙企業スペースXと契約を締結したと発表した。

 打ち上げは2024年の予定で、スペースXが開発中の巨大ロケット「スターシップ」を使うという。スターシップにとって、最初の商業打ち上げ契約のひとつとなった。

 契約額など、詳細は不明。スカパーJSATは「『スーパーバード9』の打ち上げに向け、引き続きスペースXと協力していく」とコメントしている。

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2022年8月19日・マイナビニュース

韓国初の月探査機「タヌリ」打ち上げ成功、国際有人月探査に向けた一歩に

 韓国初の月探査機「タヌリ」が2022年8月5日、打ち上げに成功し、月へ向かう軌道に入った。

 タヌリは、探査機の運用や科学観測に必要なさまざまな技術実証を実施。さらに、月で水などの資源を探索し、米国航空宇宙局(NASA)など進める有人月探査計画「アルテミス」の実現にとって必要な地形図の作成にも挑む。

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2022年8月17日・マイナビニュース

宇宙望遠鏡と月着陸機を同時打ち上げ! 三菱重工のH-IIAロケット47号機が公開

 三菱重工は2022年7月29日、同社飛島工場(愛知県飛島村)において、H-IIAロケット47号機のコア機体を報道公開した。機体はこのあと種子島宇宙センターへ運ばれ、組み立て、試験ののち、今年度中に打ち上げられる予定となっている。

 同ロケットには、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のX線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」の2機を搭載する。片や宇宙を観測する望遠鏡、片や月面に降り立つ月着陸機。目的も軌道もまったく異なる2つの宇宙機を、同時に打ち上げるミッションに挑む。

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2022年8月10日・マイナビニュース

中国が2年ぶりに「再使用型試験宇宙機」を打ち上げ、小型のスペースシャトルか?

 中国の宇宙機関、中国国家航天局は2022年8月5日、「再使用型試験宇宙機」の打ち上げに成功したと発表した。

 宇宙機は軌道上に一定期間とどまり、軌道上サービスを行ったのち地上に着陸。宇宙機の再使用に関する技術実証を行うとしている。ただ、機体の姿かたち、運用期間などは明らかにされておらず、多くのことが謎に包まれている。

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