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「マイナビニュース」カテゴリーの記事一覧

2021年7月9日・マイナビニュース

国際宇宙ステーションに新しい太陽電池を設置、半分の大きさで2倍の発電力

 国際宇宙ステーション(ISS)に新しい太陽電池を設置する作業が、2021年6月16日から28日にかけて行われた。

 従来の太陽電池が老朽化したためで、新型の太陽電池は半分の大きさで2倍の電力を生成できる。2人の宇宙飛行士の船外活動によって、最初の2基の設置が完了。今後2年の間に、さらに4基を設置する。

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2021年7月6日・マイナビニュース

米ヴァージン、7月11日に有人の宇宙飛行試験を実施 – ブランソン氏ら6人搭乗

 米国の宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックは2021年7月1日、早ければ7月11日にも、6人の乗員を乗せたサブオービタル宇宙船「スペースシップツー」の試験飛行を実施すると発表した。

 4人以上が乗った状態での飛行は初めてで、商業運航の開始に向けた各種試験を実施。同社創業者でヴァージン・グループ総帥のサー・リチャード・ブランソン氏も搭乗し、安全性などをアピールする。

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2021年7月6日・マイナビニュース

発射指令からわずか21日、米国宇宙軍が「戦術即応型」衛星打ち上げに成功

 米国宇宙軍とノースロップ・グラマンは2021年6月13日、宇宙軍の技術実証衛星「TacRL-2」を載せた、「ペガサス」ロケットの打ち上げに成功した。

 打ち上げの指令から実際の打ち上げまではわずか21日間で、宇宙軍による衛星の打ち上げをスピーディかつ機敏に、そして柔軟に行うことを目指した「戦術即応型打ち上げ(Tactically responsive launch)」計画にとって大きな一歩となった。

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2021年7月2日・マイナビニュース

シエラ・スペースとGA-EMS、DARPAの核熱ロケットを開発 2025年に飛行試験

 米国の宇宙企業シエラ・スペース(Sierra Space)は2021年6月24日、ジェネラル・アトミックス・エレクトロマグネティック・システムズ(GA-EMS)との間で、原子力ロケットのひとつである核熱推進システムの開発に関する契約を結んだと発表した。

 この核熱推進システムは、米国国防総省国防高等研究計画局(DARPA)が進める「DRACO(Demonstration Rocket for Agile Cislunar Operations)」と呼ばれるもので、2025年に地球低軌道上での実証を行うことを目指す。

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2021年7月2日・マイナビニュース

米空軍、ロケットを使って物資を世界のどこへでも迅速に運ぶ計画を発表

 米国空軍は2021年6月4日、ロケットを使って、物資を世界のどこへでも数時間以内に送り届けることを目指した計画を発表した。

 ロケットは民間企業から調達。物資の積み下ろしに必要な技術は米空軍研究所(AFRL)が研究する。実現すれば、前線で戦う軍隊、部隊に、これまでにないスピードで物資を送り届け、作戦能力を迅速に回復したり、人道的支援や災害救助を行うための時間を大幅に短縮したりといった活用が見込めるとしている。

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2021年6月29日・マイナビニュース

米国の固体ロケット「ミノトールI」、8年ぶりの打上げ – 謎の偵察衛星搭載

 米航空宇宙メーカーのノースロップ・グラマンは2021年6月15日、米国国家偵察局(NRO)の偵察衛星3機を搭載した「ミノトールI」ロケットの打ち上げに成功した。

 ミノトールIの打ち上げは、2013年以来約8年ぶり。また、搭載された衛星については一切が謎に包まれている。

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2021年6月25日・マイナビニュース

ロケットを3Dプリントするレラティヴィティ、完全再使用ロケットの開発発表

 3Dプリンターでロケットを造る宇宙ベンチャー「レラティヴィティ・スペース(Relativity Space)」は2021年6月8日、新型ロケット「テランR (Terran R)」の開発計画を発表した。

 機体は3Dプリンターで製造し、また機体すべてを再使用して繰り返し打ち上げられるようにすることで、大型の衛星を低コストで打ち上げられるとしている。初打ち上げは2024年を目指す。

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2021年6月25日・マイナビニュース

NASA探査機、太陽系最大の衛星「ガニメデ」をフライバイ探査 – 21年ぶり

 米国航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー」が、2021年6月7日、木星最大にして太陽系最大の衛星でもある「ガニメデ」のフライバイ探査に成功した。

 ガニメデのフライバイ探査は21年ぶりで、これまでで最も詳細な画像を取得することに成功。科学者は驚嘆の声を上げている。今後、エウロパやイオといった、他の衛星のフライバイ探査にも挑む。

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2021年6月23日・マイナビニュース

欧州が2030年代初頭に金星探査機を打ち上げへ NASAと協力し金星の謎に挑む

 欧州宇宙機関(ESA)は2021年6月10日、次期金星探査機「エンヴィジョン(EnVision)」を2030年代初頭に打ち上げると発表した。

 エンヴィジョンは、金星の内核から上層大気までに至る全体像を探査。同時期に打ち上げられる米国航空宇宙局(NASA)の金星探査機とも協力し、「地球の双子星」と呼ばれながら、なぜ金星は地獄のような環境になったのかという謎の解明に挑む。

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2021年6月23日・マイナビニュース

ベテルギウスの「大減光」の原因は塵の覆いによる低温領域発生の影響か?

 国際的な天文学者の研究チームは2021年6月16日、一昨年から去年にかけて世界を賑わせた「ベテルギウス」の大減光について、恒星内部のガスの動きによって低温の領域が発生し、それにより塵の塊が形成され、表面の一部が覆い隠されたことが原因とする研究成果を発表した。

 欧州南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)を用いて撮影した、ベテルギウスの表面の画像から、明るさがどのように変化したかを分析することで、大減光の謎に迫ることができたとしている。

 論文は同日付で論文誌『ネイチャー』に掲載された。

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